歯科医院が解説:ホワイトエッセンスのホワイトニング
— 仕組み・安全性・効果の持続・よくある誤解
「どのホワイトニングが自分に合うの?」「白さはどれくらい続く?」「痛みが心配…」
そんな声に、ホワイトエッセンス加盟院の当院がお答えします。
1) ホワイトエッセンスの“中身”を知る:薬剤・照射器・症例実績
- 医療用ホワイトニング材:

ホワイトエッセンスホワイトニング プロ(医療機器承認番号 23000BZX00368000)。歯科の医療環境で使用される、医療用のホワイトニング材です。 - 専用照射器(ライト):

WE Light クラスⅡ(医療機器認証番号 228ADBZX00020000)。施術で併用する専用照射器です。 - 料金帯(自由診療):
目安は19,900円〜118,800円(税込)。単品/コースで所要回数や期間が異なります。 - 症例数と拠点:
症例件数はホワイトニング201万件・クリーニング185万件(いずれも2025年4月末時点)、全国300院(2025年4月末時点)。
当院は上記の“医療用”資材・プロトコルに基づいて施術。安全性・再現性を担保したうえで、理想の白さに近づけます。
2) 仕組みをやさしく:HPとCPってなに?
過酸化水素(Hydrogen Peroxide = HP)
いわば“主役の漂白成分”。歯の表面から内部(エナメル質→象牙質)へ浸透し、色の元(着色分子)を酸化して分解します。反応が速い“即効型”。医療環境では高濃度HPを短時間で安全に扱えるよう、歯肉保護・照射器併用・術式管理を徹底します。
過酸化尿素(Carbamide Peroxide = CP)
水分に触れると少しずつHPを放出する“安定型”。低濃度・長時間という特徴から、マウスピースを用いるホームホワイトニングの主成分として世界的に広く用いられてきました。徐々に白くするためしみにくい傾向があります。
かんたんに言うと、HP=速く強く、CP=ゆっくり穏やか。
どちらも最終的にHPの酸化作用で白くなる、という点は共通です。
3) メニュー比較:オフィス・ホーム・デュアル(選び方の軸)
| 比較項目 | オフィス![]() |
ホーム![]() |
デュアル![]() |
|---|---|---|---|
| どこで | 歯科医院 | 自宅 | 院内+自宅 |
| 成分のイメージ | 高濃度過酸化水素:HPを“短時間+厳密管理”で | 過酸化尿素:CPなど低濃度をコツコツ | 即効×持続のいいとこ取り |
| 速さ | 速い(その日実感しやすい) | 穏やか(数週間) | 初速◎+深まり◎ |
| しみにくさ | 個人差。対策で軽減 | しみにくい傾向 | 対策しながら |
| 向いている人 | 結婚式・就活など早く白くしたい | 自然で透明感のある白さを着実に | 短期に上げて長く保つのが目標 |
当院ではカウンセリング→口腔診査→リスク説明を行い、患者さまのお口の中の状態やご希望に合わせて提案します。
4) 痛み(知覚過敏)を最小化する当院の工夫
ホワイトニングで最も気になるのが「しみる感じ」。個人差はありますが、前処置・薬剤設計・照射器の使い方でかなり差が出ます。
- ・歯科医師による術前確認(虫歯・露出根面など)
- ・個々人に合わせたメニューの提案
- ・必要に応じた知覚過敏抑制ケア
を組み合わせて、安全と結果のバランスを最適化します(副作用・リスク欄の注意喚起も院内で丁寧にご説明)。
5) 「どれくらい保てる?」— 持続の考え方と再着色
白さは永久固定ではありません。食習慣・加齢・唾液の膜(ペリクル)形成などで、ゆるやかな後戻りは起こります。

歯の表面を覆って保護する膜
目安としては3~10か月程度で元に戻ると言われています、定期クリーニングやホームホワイトニングの追加で、明るさの“基準値”を上げ続けたり、元の色に戻る前に再度ホワイトニングを行うことが持続のコツです。
6) よくある誤解を整理:光(LED)・食事制限の最新見解と“当院の運用”
光(照射器)は必要?
ホワイトエッセンスでは医療機器認証を受けた専用照射器(WE Light)を併用します。薬剤の反応を適切に進め、施術工程をコントロールするための“医療側のツール”です。使用有無で白くならない/なるを単純比較できないのが実際で、プロトコル全体の一部と理解してください。
施術後の食事制限は?
近年、ホワイトニング後の厳格な「白い食事の推奨」は不要とする研究もあります、当院としては、施術直後の飲食は“30分控える”ことをおすすめしています。仕事中や外出先でも実行しやすい“現実的な目安”です。
7) こんな方は事前にご相談ください
- 前歯の古いレジン充填・被せ物 → ホワイトニングでは人工物は白くならないため、“白さに合わせた再修復”まで視野に
- 強い知覚過敏/歯肉退縮/ヒビ → 薬剤・方法・回数を安全側に調整
- 妊娠中・授乳中 → 安全第一で時期をずらす選択をご提案
施術前の口腔内チェックと説明は必須。ホワイトエッセンスは「歯は一生の健康を支える」という前提で、医療としてのホワイトニングを行います。
8) 料金・回数の目安(当院のご案内)
- オフィス(院内):短時間でトーンアップ。イベント前など“早く白く”。
- ホーム(ご自宅):透明感を重視し、穏やかにトーンアップ。
- デュアル:初速×持続を両立(当院の人気メニュー)。
価格の目安(自由診療):19,900円〜118,800円(税込)。単品1回の即効実感〜、コースは1〜3か月で3〜5回が基本設計です。詳細はカウンセリングで個別に最適化します。
9) 和歌山エリアで選ばれる理由(当院の強み)
- ・完全予約制・個室空間でリラックス

- ・認定試験をクリアした歯科医師/歯科衛生士が担当(均一品質)
- ・返金保証制度(初回で効果実感がなければ翌営業日までの申出で全額返金)※諸条件あり

- ・予防・クリーニングとの一体化で白さ+健康を両立
白さだけでなく、口臭・歯石・着色などの口腔環境の改善まで一気通貫で支えるのが、医療機関としての価値。ホワイトニングの満足度は“土台づくり”で大きく変わります。
10) よくある質問(Q&A:患者さまから多い声)
Q1. 痛みが怖いのですが、ホワイトニングしてもいいですか?
A. はい、大丈夫です。歯科医師や歯科衛生士が事前にお口の中を拝見いたします。個人差はありますが、術前のシミ止めのお薬のご提案をさせていただきます。
Q2. 何回で白くなりますか?
A. 1回で白さを感じることも期待できますが複数回施術をされる方が多いです。開始前の色・目標値・歯質によっても変わります。
Q3. 施術直後にコーヒーや赤ワインはNG?
A. 当院では施術直後30分は飲食を控えてもらうようにお伝えしています。その後は通常の食生活でOK。歯面クリーニングの定期化が色持ちの鍵です。
Q4. セラミックや詰め物も白くなりますか?
A. 人工物は色が変わりません。周囲の天然歯が白くなることで色差が目立つ場合は、ホワイトニング後に色合わせで再修復する流れをご提案します(費用・期間は別)。
11) まとめ:最短で“好きな白さ”へ、長く気持ちよく保つ
- 過酸化水素:HP(速い)×過酸化尿素:CP(穏やか)を、症状と目標に合わせて最適配合
- 医療機器承認の薬剤+認証照射器+標準プロトコルで安全第一
- 初速(オフィス)×持続(ホーム)を両立させるならデュアルが有力
- 食事制限は厳格不要、ただし直後30分は飲食を控えるのが安心運用
- 人工物の色は変わらないため、再修復計画まで見据えると満足度が高い
和歌山でホワイトニングをするなら、「白さ」だけでなく“健康と持続”を一緒に。
当院のカウンセリングでは、歯の状態・生活・イベント予定まで伺い、あなた専用の計画をつくります。まずはお気軽にご相談ください。
ホワイトニング(自費診療)
- 内容:ホワイトニング材とホワイトニング専用照射器を併用して歯を白くします。
- 費用(自費):19,900円~118,800円(税込)
- 期間・回数:(単品の場合)1日・1回 (コースの場合)1~3か月・3~5回
- 副作用・リスク:個人差がありますが、施術中や施術後に歯がしみる場合があります。



2025年11月14日 (金)
カテゴリー : ホワイトニングに関するお悩み