インビザラインファーストの対象年齢・メリット・費用は?保護者の方の疑問にお答えします
ふとした瞬間に、お子様の歯並びが気になったことはありませんか?
- 永久歯が少し曲がって生えてきたけど、このままで大丈夫?
- うちの子の受け口、自然に治るのかな?
- 矯正治療はいつから始めるのがいいんだろう?
大切なお子様だからこそ、お口の健康や将来の歯並びについて、さまざまな疑問や不安をお持ちのことと思います。
お子さまの矯正治療には様々な選択肢がありますが、その中でも新しいアプローチとして注目されるのが「インビザラインファースト」です。この治療法がどのようなもので、何歳からが対象となり、費用はいくら位かかるのか。保護者の皆様が抱くそうした疑問に、本記事では丁寧にお答えします。
まず知っておきたい「インビザラインファースト」とは?
インビザラインファーストは、お子さまの成長期に特化して開発された、透明なマウスピースを用いて歯並びを整える矯正治療システムです。その大きな役割は、単に歯を動かすことだけではありません。将来生え揃う永久歯が正しい位置におさまるよう、顎の健やかな発育を促し、その土台作りをサポートすることを目的としています。
【疑問①】治療の対象年齢は何歳から?
インビザラインファーストの治療を開始するのに適しているのは、一般的に乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」とされています。
混合歯列期(6歳〜10歳頃)が一般的な目安
具体的には、第一大臼歯(6歳臼歯)と前歯の永久歯が生えそろった時期が、治療開始の一つの目安となります。年齢でいうと、およそ6歳から10歳くらいのお子様が対象となるケースが一般的です。この混合歯列期に治療介入することには大きな意義があり、顎の成長という自然の力を利用して、より効果的な治療が期待できます。
無料相談での診断の重要性
ただし、これらはあくまで一般的な目安です。お子様の顎の成長や歯の生え変わりには個人差が大きいため、最適なタイミングを見極めるには専門家による診断が欠かせません。
当院の矯正歯科では無料相談を行っておりますので、「うちの子は対象になるのかな?」と少しでも気になったら、まずはお気軽にご相談ください。
【疑問②】インビザラインファーストの主なメリット
インビザラインファーストがお子様と保護者の方に選ばれるのには、多くのメリットがあるからです。
1. 顎の健全な成長を促し、将来の抜歯リスクを低減できる可能性がある
子どもの時期に顎の成長を良い方向へ導くことで、将来的に永久歯が並ぶためのスペースを十分に確保できる可能性があります。その結果、大人になってから矯正治療をする際に必要となる抜歯のリスクを低減できることが期待できます。
2. 日常生活への影響が少なく、衛生管理がしやすい
インビザラインファーストの大きな利点は、お子さまの日常生活をほとんど変えずに済むことです。お食事や歯磨きの時間には装置を簡単に取り外せる設計のため、食べ物の制限もありませんし、磨き残しによる虫歯の心配も減ります。この衛生管理のしやすさが、保護者の皆様にとっても安心できるポイントです。
3. 透明な装置で、見た目が気にならない
装置は透明で目立ちにくいため、多感な時期のお子さまが抱えがちな「見た目」に関するストレスを大きく軽減できます。お友達との会話や学校生活も、装置を気にすることなく楽しめます。
4. 身体的・心理的な負担が少ない傾向
金属製の器具に比べて口の中を傷つけるリスクが低く、定期的な通院の頻度も抑えられる傾向にあるため、お子さまとご家族双方の負担を軽減できる点も利点です。
治療を始める前に知っておきたいこと
この治療法を検討する上で、まずご理解いただきたいのは、全てのお子さまに最適な選択肢とは限らない点です。骨格の問題が著しい場合など、歯並びの状態によっては他の矯正方法がより適しているケースもございます。そのため、専門家による精密な診断を通じて、お子さまにとって最善の治療計画を見極めることが不可欠です。
- 治療に伴う一般的なリスク・副作用について
インビザラインファーストを含む全ての矯正治療には、以下のようなリスク・副作用が生じる可能性があります。- 治療初期に、痛みや圧迫感、違和感を感じることがあります。
- 歯の移動に伴い、一時的に歯根が短くなる「歯根吸収」や、歯茎が下がる「歯肉退縮」が起こる可能性があります。
- 治療後は後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)の使用が必要です。使用を怠ると歯並びが元に戻ってしまうことがあります。
- ごく稀に、装置の素材に対するアレルギー反応が起こることがあります。
- 1日20時間以上の装着が必要です
計画通りに治療を進めるには、食事と歯磨きの時間を除き、毎日20時間以上装着し続ける必要があります。
【疑問③】費用の目安と支払い方法
治療にかかる総額は、お子さま一人ひとりの歯並びの状態や治療計画の複雑さ、予測される期間などに応じて異なります。
当院の料金体系
当院では、毎回の調整料はいただいておりませんので、追加費用を心配することなく治療に専念いただけます。
インビザライン・ファースト: [550,000円(税込)]
上記費用には、精密検査・診断料、装置代、治療完了までの調整料が含まれます。
詳細な料金については、当院の費用ページをご覧いただくか、無料相談にてお気軽にお尋ねください。
支払い方法について
現金でのお支払いのほか、各種クレジットカードもご利用可能です。また、費用面の負担を軽減するための選択肢として、当院ではデンタルローンのご案内もしております。これを利用することで、まとまった費用を一度に用意することなく、月々分割でのお支払いが可能となり、計画的に治療をスタートできます。
治療開始から完了までの流れ
- 無料相談・カウンセリング: 歯並びのお悩みやご希望を伺い、治療の概要や費用についてご説明します。
- 精密検査・治療計画立案: レントゲン撮影や歯型のスキャン(iTero)を行い、お口の状態を正確に把握。コンピューターシミュレーションで治療計画を立てます。
- マウスピース作製: 治療計画にご同意いただけましたら、お子様専用のマウスピースを発注します。
- 治療開始: マウスピースが完成したら、装着方法や注意点をご説明し、治療をスタートします。その後は計画に沿ってご自宅でマウスピースを交換し、定期的な経過観察のために通院していただきます。
- 保定期間: 歯並びが整ったら、後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を使用します。
まとめ:お子様の健やかな未来のために、まずは矯正相談から始めませんか?
インビザラインファーストは、お子様の心と身体への負担を少なくしながら、将来の美しい歯並びと健やかな成長の土台作りを目指せる、優れた治療法の一つです。
「うちの子にはどんな治療が合っているんだろう?」
「もっと詳しく話を聞いてみたい」
そう思われたら、ぜひ一度、当院の無料矯正相談にお越しください。お子様一人ひとりのお口の状態をしっかりと拝見し、保護者の方の疑問や不安に丁寧にお答えしながら、最適な治療法を一緒に考えてまいります。
和歌山でマウスピース矯正をお探しなら当院へ
当院は、マウスピース矯正「インビザライン」の治療実績が豊富な歯科医院に贈られる「ブルーダイヤモンドプロバイダー」に3年連続で認定されています。
インビザラインだけでなく、「Smartee(スマーティー)」や「イーラインスマイル」といった複数のマウスピース矯正システムを導入しており、部分矯正から全顎矯正、外科矯正が必要とされるような難症例まで、患者様のニーズに合わせた多様な選択肢をご提案できるのが強みです。
また、抜歯を極力避け、顎の位置を改善することで顔立ちにもアプローチする先進的なマウスピース矯正「SmarteeGS」も導入しております。
矯正治療と並行して、歯を白くするホワイトニング(ホワイトエッセンス)もご提供可能です。お子様の歯並びから、ご自身の歯のお悩みまで、お気軽にご相談ください。
無料矯正相談の流れ
医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項
■SmarteeGS矯正(スマーティージーエス)
■インビザライン矯正 【治療内容】
カスタムメイドで制作されたマウスピースを定期的に交換しながら少しずつ歯に適切な力をかけて歯並びを整えていく矯正治療です。
【標準的な費用(自費)】
矯正治療費
相談・検査・診断料 無料
調整料 無料
SmateeGS(スマーティージーエスマウスピース矯正)1,430,000円(税込)
インビザライン(マウスピース矯正)264,000円~899,800円(税込) 【治療期間及び回数】
症状や治療方法によりますが、一般的に2年前後の治療期間となる方が多いです。通院回数は2〜3ヶ月に1回です。
【副作用・リスク】
・マウスピースの装着時間が少ないと治療期間が長引く可能性があります。
・他の矯正治療法と同様に、疼痛・歯根吸収・歯肉退縮の可能性や適切な保定をしないと治療後に後戻りすることがあります。
【医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項】
・薬機法上の承認/認証(以下「薬事承認等」という。)を得ていない医療機器、医薬品であること
当院で扱うマウスピース型矯正装置(Smartee GS)は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)において承認されていない医療機器になります。
・当該医療機器又は医薬品の入手経路
当院で扱うマウスピース型矯正装置(Smartee GS)は、中国にあるShanghai Smartee Denti-Technology Co., Ltd.から個人輸入により入手しております。
・当該医療機器又は医薬品と同一の性能又は同一の成分の他の医療機器又は医薬品で薬事承認等を得ているものの有無
マウスピース型矯正装置はSmartee GSの他に様々な種類があり、その中には国内で薬事承認されているマウスピース型矯正装置もございます。
・当該医療機器又は医薬品の諸外国における安全性等に係る情報
マウスピース型矯正装置(Smartee GS)は中国において医療機器承認を取得している医療機器になります。Smarteeのマウスピース型矯正装置は世界47カ国以上で、これまでに1,000,000人を超える症例数がある治療です。(うちSmartee GSは83,000人、2024年12月時点)マウスピース型矯正装置(Smartee GS)の使用により指摘される具体的なリスクは歯根吸収、歯肉退縮、装置の紛失・破損、不快感、咬合不調和、虫歯や歯周病のリスク、アレルギー反応、発音障害、治療延長、顎関節症の悪化となります。
・当該医療機器又は医薬品を用いた治療には医薬品副作用被害救済制度の対象とならないこと
マウスピース型矯正装置(Smartee GS) の使用により万が一重篤な副作用が生じた場合には、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 【医薬品医療機器等法(薬機法)に関する記載事項】
・インビザライン完成物は、日本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。尚、インビザラインの材料自体は、日本の薬事認証を得ています。
2025年7月14日 (月)
カテゴリー : 矯正に関するお悩み